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アサミストの独り言

アサミストの独り言

56 菊地伝説殺人事件

菊池

作品NO.56 菊地伝説殺人事件。浅見リストNO.36
背景の社会事象 菊池貫平の秩父事件
感想
南北朝時代の英雄、楠木正成と共に南朝を支えた菊池武時の子孫の宝探しが事件の根幹になる菊池伝説のミステリーです。
明治17年に起きた明治政府への抗議の一揆・秩父事件の主犯とされた、菊池貫平の埋めた宝を巡って殺人事件が起こったという設定で、結局、長野県相木村の菊池家本家と分家の財産争いと言う事件ですね。
分家の跡取りが本家の跡取りと娘の婿さんまで殺ってしまうという結末で一番貧乏くじを引いたのがヒロインの由紀さんでジエンド。

探偵・浅見光彦 ヒロイン・菊池由紀(会社員23歳・武明の娘)
被害者 菊池武明(菊池本家の跡継ぎ) 菊池武信(菊池会長老) 
    辻綾一(由紀の婚約者)
    犯人 菊池清文(菊池分家の跡取り) 
終結  犯人清文の自殺か逮捕か未定で終結。


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